任意整理を依頼すること2

ここまで任意整理のあらましについてお話してきました。こうして聞いてみると、任意整理は代理人が債権者との交渉に当たってくれ、債務者本人が何か行動をしなければならない、といったことはありません。また先に紹介したように所謂過払い金が発生していた場合には、代理人が債権者に対して過払い金の返還請求をしてくれ、それが認められれば当然ながら借金額が減ることになります。任意整理は本当に便利で、借金の返済に苦しんでいる人にとっては福音のように聞こえます。ですが任意整理を依頼した債務者にとって、任意整理の有り難いメリットはこれだけではありません。実際に多額の借金をし、その返済に苦しんだことのある人ならお分かりでしょうが、多額の借金の返済に苦しんでいるといった事実は、知人には知られたくないものです。場合によっては同居している家族にも知られたくないでしょう。もしこのことが勤め先や知人に知られるようなことがあったら、そのマイナスの影響は計り知れないでしょう。ですがこれまた有り難いことに、任意整理を行っている間、それに任意整理の手続きが終了した後も、任意整理を行っているという事実、多額の借金を抱えているという事実は、家族をも含め友人や同僚等に知られることがありません。これは秘密を守りたい債務者本人にとって実に有り難いことだといえるでしょう。また任意整理のメリットはそれだけではありません。私達にも一般に想像できるでしょうが、借金には厳しい取立てがつき物です。私達も借金取立てをテーマにした漫画やドラマ等を見たことがあって、おおよその想像はできるかと思います。現実には非常に厳しい借金取立てが行われていることもあります。ですが、そういった厳しい借金の取立てに苦しんでいるという債務者も、代理人に任意整理を依頼した時点でそうした取立て行為が禁止されます。それだけでなく取り立ての電話や各債権者への返済もストップされます。このことは法律によっても保障されていますので、もし債務者が代理人に任意整理を依頼した後でも取立てをしてくるような業者がいたら、それは立派な違法行為となり、罰則の対象となるのです。こういったことも任意整理の大きな特徴であり、債務者にとっての大きなメリットだと言えます。

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最終更新日:2017/10/26